2次関数は,放物線と呼ばれる。パラボラアンテナのパラボラ(parabola)である。
それを,上下左右に平行移動するというアニメ。Mathematicaで書き出したものをアニメ化してある。 ただし,中央の図だけは平行移動ではなく,上に凸,下に凸の変化を表したアニメである。 上は上方向への平行移動,下は下方向への平行移動である。(そのまんま!) 左は左方向への平行移動,右は右方向への平行移動。 |
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中央の図は, y=a(x-p)2+q において,aの値が-2から+2まで変化したもの・・・マイナスだとx軸より下,プラスだと上 | ||
上 の図は, y=a(x-p)2+q において, qの値が0から+5まで変化したもの・・・プラスはy軸の上方向 | ||
下 の図は, y=a(x-p)2+q において, qの値が0から-5まで変化したもの・・・マイナスはy軸の下方向 | ||
左 の図は, y=a(x-p)2+q において, pの値が0から-5まで変化したもの・・・マイナスはx軸の左方向 | ||
右 の図は, y=a(x-p)2+q において, pの値が0から+5まで変化したもの・・・プラスはx軸の右方向 | ||
【コメント】
数学Tの教科書では,数十年も前から,この順序で習うことになっている。 理由は,最も後方の+qの部分が,プラスかマイナスかは概念的に理解がしやすいが, ( )内に含まれる,-pの部分が,右左を逆に考えてしまいがちだからである。
教科書にも載っている図で,代表的なものだが,例によって,教科書上では滑らかには動いていない! ある先生が,「勉強は手作業」とおっしゃった。自らの手を動かした学びは,深い刻みを与え,本当のものへとなってゆく。
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