y=-x2+ax-a+2 は,定点(1,1)を通る放物線
y=-x2+ax-a+2 を,
aについての恒等式と考えると,
(x-1)a+(-x2+2-y)=0 となり,
連立方程式
x-1=0
-x2+2-y=0
が作られ,
その解が,定点(1,1)である。 |
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問題文には,「y=・・・が,aの値によらず定点をとおるとき・・・」
と書かれている。マーク対策のその問題集では,答え(□,□)□はア,イ
としか書かれていない。そのため,いったい何をすればよいのか,
疑問を持つ生徒はたくさんいると思われる。
「aの値によらず…」
は,
「aの値にかかわらず」
であり,
「aの値を何にしても」
は,鹿児島弁で言うと,
「エーを,わっぜ,ふとしたい,こもしたい,ないでん,かゆっと」
と言うが,つまり,
「aについての恒等式」
と,
翻訳する必要があるであろう。
結論
イメージを湧かせ,日本語を,数学用語(in日本語)に翻訳し,
時には,自分の最も理解しやすい生活用語(in鹿児島語)に変えたりして,
最終的には,数学記号(式)に翻訳する。
数学とは,全世界≒全宇宙の共通言語である。
本質は変わらない。本質を見失いたくないものである。
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