仕事上,最近は大学入試問題の研究がちょっと増えています。(^.^) 頭の中にもやもやとあったのだけれど,河合塾の分析会に出会して形がはっきりしてきたので,作ってみた。東京大学の問題ってやっぱ奥が深いんだなぁと感心してます。今回は2010年の理系4番の問題です。 こんな問題でして,
模範解答はこちら
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ま,模範解答を見ると,結論そんだけなんですが,中身を追究すると面白いです。関数や双曲線の性質がよく活かされています。 以下,アニメが5本という,近年まれに見る大き目のページになってしまいましたが,上記のとおりの解答(確か代ゼミのもの)を見ただけでは,はいはい。はい?という何という面白さもないものが,動き出すと生き生きと背景を語り始めるところが,イイですねぇ。。。。
GRAPESで描いてみたのが,下の図やアニメです。以下,解説を加えながら進めていきます。
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【解説】 振り返ってこの問題のポイントとなる部分はこの辺であるとまとめて良いだろう。
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【おまけ】 いかがでしょうか?東大の入試問題って難しいんでしょうが,反比例の面積一定,変換,積分という発想は,作問者の頭の中が見えた気がしますが,問題を正しく読み取り,イメージを沸かせ,(いつものとおり,脳内イメージが難しいのかもしれませんが,アニメーションが役立ってくれれば,と思います。)簡単な発想から,じわじわと転換していく事で,素直に高みへと連れて行ってくれる良い問題であると思います。 さてさて,最後に,そのアニメーションの作成について書いておきます。
いつものとおりこれだけでしたが,今回は数が多かった。
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